アート&ヨガ

約3000年前インド最古の聖典リグ・ヴェーダには

宇宙の始まりは「呼吸」だと表現している。

「宇宙開闢の歌」の一節


そのとき(太初において)、

無もなかりき、有もなかりき。

空界もなかりき、その上の天もなかりき。


何ものか発動せし、

いずこに、誰の庇護の下に。

深くして測るべからざる

水は存在せりや。


そのとき、

死もなかりき、不死もなかりき。

昼と夜との

標識(日月・星辰)もなかりき。


かの唯一物(中性の根本原理)は、

自力により風なく「呼吸」せり(存在の徴候)。


これよりほかに

何ものも存在せざりき。


太初において、

暗黒は暗黒に蔽われたりき。

この一辺は標識なき水波なりき。


空虚に蔽われ

発現しつつあるもの、

かの唯一物は、

熱の力により出生せり(生命の開始)。


最初に意欲は

かの唯一物に現ぜり。


この意(思考力)は

第一の種子なりき。


詩人ら(霊感ある聖仙たち)は

熟慮して心に求め、

有の親縁(起源)を無に発見せり。


彼ら(詩人たち)の縄尺は

横に張られたり。


下方はありしや、上方はありしや。

射精者(動的男性力)ありき、

能力(受動的女性力)ありき。


自存力(本能、女性力)は下に、

許容力(男性力)は上に。


誰か正しく知る者ぞ、

誰かここに宣言しうる者ぞ。


この創造(現象界の出現)は

いずこより生じ、

いずこより〔来たれる〕。


神々はこの〔世界の〕創造より後なり。


しからば誰か〔創造の〕

いずこより起こりしかを知る者ぞ。


この創造はいずこより起こりしや。


そは〔誰によりて〕

実行せられたりや、

あるいはまたしからざりや、

―――最高天にありて

この〔世界を〕監視する者のみ

実にこれを知る。


あるいは彼もまた知らず。

リグ・ヴェーダ(紀元前12世紀)

『宇宙開闢の詩』 辻直四郎訳


この一節に宇宙開闢の始まりだったと表現されている

かの唯一物(中性の根本原理)は、

自力により風なく「呼吸」せり(存在の徴候)。

これよりほかに

何ものも存在せざりき。

赤ちゃんも第一声「オギャー!」って、

「私生まれました!ここにいますよ!」って「呼吸」しますよねw


ヨガでは呼吸の重要さを常々説いていますが

生存するための呼吸の用途だけではなく、

想像/創造すること 

0から1を生み出す力って

出産した方だったら解ってると思いますが、すんごいエネルギーですよね!

また呼吸の仕方で、痛みが軽減したり、産みやすくなったりと


まだまだ呼吸については研究していきたいところですが、


アート&ヨガ川越スタジオは

このようなヨガを活用し、自分自身を想像/想像することの

レッスンや勉強を行っています。


体験レッスンもやっていますので、

是非ご一緒に!


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